日常細事2021pre


kiji

2021.1.19 テレワークの心得(3)
 前回に続いてテレワークに関して話を続ける。
 今回はクラウド(cloud雲)について手短に説明する。クラウドとは雲のようにインターネットで接続する仮想のデータベースだと言える。例えば私が最も利用している一例を上げるとMicrosoftのone-driveがある。これはWindowsパソコンを購入すると、簡単に登録できる。使える容量は無料で使える分は現在5㎇に制限されている。私のように古いユーザーは30㎇だったが、それも5㎇に減らされるそうで、今私は14㎇ほど使っており、殆どがホームページ運用のバックアップで、整理すれば5㎇には縮小できるだろう。他にはAppleのicloudも5㎇が無料で使える。それ以上大きくしたければ有料になる。
 30人以上の従業員を抱える企業などの場合には、利用者は機器やソフトウェアの「買い切り」をせず、通信回線のように利用期間や利用実績に応じて料金を支払いサービスを利用する。オープンなサービスの場合はネット環境さえあればどのような場所や端末からでも自分用の操作画面やデータにアクセスできるようになる。この様に多様で大容量のクラウドサービスを使うことが一般化している。そうでないとリモートで操作するテレワークは実現できない。
 私のHPはGMOcloudという会社と個人契約して、そこのサーバーの一部をかりて運用している。papars.netという名称はドメイン(領土)といって、世界に一つしかない固有のものであることを示している。ホームページのURLに「●●.com」や「△△.co.jp」や「××.net]のような文字列が並んでいるのを目にすると思う。この文字列がドメインだと思ってよい。
 こうしたドメインの種別は固有の文字列を業態別に示すものなど多彩である。現下のように外出制限が発出されている時には、素人でも簡単にネット上で開店し商売できる。言ってみれまamazonのようなイメージで、お客が商品を受け取る仕組みとなっている。SNSなどと組み合わせれば一層販促に繋がるかも知れない。
 今回は仮想社会の一部を紹介したが、コロナ禍においては「禍を転じて福と為す」というバーチャルな世界が幅広く発展して行くことになるだろう。
 最後に一言付け加えるなら、こうした異次元の社会に入り込むことは「諸刃の剣(もろはのつるぎ)」にもなりかねないから御用心。(「「生活のデジタル化(その1)」完)




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