日常細事2021pre


kiji

2021.2.16 HPの自己診断
 魅せるHP(ホームページ)造りがどのくらいできているか、某ページのチェックリストを拝借して自己診断してみた。
 自己採点であるが故の甘さはあるものの想定内の結果であった。決して高得点ではなかた。多分どこの診断テストでも訪問者とのコミュニケーションがかなり重要な要素だと見ている。
 その点私のHPでは全く対応していない。これは十分承知の上で運営している。その理由はこのHPは一切の商業活動をしていないこと、手間暇の問題では一人で固有のサーバーで運営しているため、訪問者との意見の交換には人手が足りないこと、HPのスタイルは今の年齢では変更する意義がないこと、などを上げることができる。
 いい意味で独立独歩、悪い意味で独断専行していると承知している。それを客観的に見るとアクが強いかも知れない。
 どのHPでも何を発信するかという意図は持っているはずだ。私のHPもしかりで、メインテーマは「温故知新」としており、画像系は殆ど江戸時代の風俗を再現するように努めている。
 「温故知新」という諺は、「故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る」と訓読する。その意味することは、過去の事実を研究し、そこから新しい知識や見解をひらくことにある。
 私は75歳からこのHPに本格的に取り組んできているが、そのスタイルの特徴は祖父が孫に物語を聞かせるようなものにしたいと常々思い込んでいる。
 老後にも新しい人生はある。多くの同輩がそれぞれ新たな道を選び強かにリセットしている。巷では今年開催予定のオリンピック(コロナ禍にあっては延期か中止だと思うが) について東京五輪・パラリンピック組織委員会の会長失言で、辞任と独断の後任人事でもめている。女性蔑視に端を発しているので、後任はより若い女性をという声が大きいが、果たしてそれが吉と出るかは怪しいもので、魑魅魍魎(チミモウリョウ)が跋扈(バッコ)するこうした世界は、世故(せこ)にたけた怪物がその役にふさわししいと思う。
 私は「年寄りだからまずい」とする考えには反対だ。私のように隠居仕事をしているような者はいざしらず、老いてなお一線で活躍する武者(もののふ)にその任を与えるのに何の問題があろうか。
 度々諺を使って恐縮だが、「割れ鍋に綴じ蓋」のような働きは、齢(よわい)を重ねた人たちに任せればよいというのが私の考えだ。
 わき道にそれたが、我が道を行くを貫く姿勢を保つこと(老いの一徹)は、魅せる情報を発信することに繋がるものと今は信じている。





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