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kiji

2021.10.18 諺集に見るわが人生(28)
 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「あ行」の「い」から始めて、回顧していくことにする。(「」の前後の句読点は省略)
 今どきの時世を象徴するような諺「一災おこれば二災おこる」コロナ禍の最中に大きな地震が起きるといったように災難は往々にして再び起こるものだということ。で被災者にとっては「泣き面に蜂」ということになる。こうした災厄は避けようがないから始末に悪い。
 似たような諺には「一度あることは二度ある。二度あることは三度ある。朝にあることは晩にある」とあまりよくないイメージのある諺がある。災厄が重ならないように身を引き締めよという戒めにもみえる。
 「一視同仁(いっしどうじん)」一発変換できたから、かなりよく知られている諺と言えよう。その意味するところは「すべての人を平等に慈しみ差別しないこと。えこひいきがなく同じように人を遇すること。また、身分・出身・敵味方などにかかわらず、すべての人を平等に慈しみ、禽獣(きんじゅう:鳥、獣)にも区別なく接すること」などの博愛主義をいう。なかなか実現不可能で、各地でいがみ合い、紛争は絶えないのが現実。出典は韓愈-原人(韓 愈(かん ゆ、768年- 824年)は、中国唐代中期を代表する文人・士大夫である。古文復興運動は、彼の思想の基盤である儒教の復興と表裏をなすものであり、その観点から著された文章として、「原人」「原道」「原性」などが残されている。波乱万丈の人生を過ごした。この諺は彼の人生のパラドックスである)。
 「一瀉千里(いっしゃせんり)」文章や弁舌が明快でよどみなく出てくることのたとえ。また、物事が一気にはかどることのたて。水が一気に千里もの距離を流れる意から。類義に「立て板に水」今イメージできる人物に『橋下徹』氏がいる。もしかしたら岸田総理もその部類に入るかも知れない。 次回に続く。




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