2021.6.6 諺集(あ行~か行)に見る人生(1)
誰でも知っている諺と自分の人生を比べて見て、どのように反映されてきたか話してみる。今回は諺集(あ行~か行)を開いてまとめてみた。
この仕事を始めたのが2013年だからやがて丸8年になる。最初の諺は「石の上にも三年」である。何を意味するかというと「冷たい石の上にも、三年すわり続ければあたたかくなる。つらくてもがまんして続ければ、必ず成功する」といった意味である。
ところが最近それが危ういもののように思える 。この仕事のサブタイトルは「風を楽しむ」で市内の公園を散策してリポートすることが中心で、元気にあちこちを探訪した。その内容は本ページの「過去のINDEX」をクリックしてその当時まで遡れば閲覧することができる。
その当時を振り返ると「敬老パス」をフルに使って市内をくまなく散策できた。楽しい時代だった。まさに風を 楽しんでいたのだ。ただそれには絶対条件として歩くことができる体力が必要だということを齢をとる毎に感じるようになった。今では散策リポートは廃版となってしまった。そうしたことを勘案するとこの諺を言い換えると「石の上に三年も座りつ続けると足が弱って歩けなくなる。従って成功に終わるわけではない。これにはタイムリミットというものがある。動けなくなればThe End」ということである。
私はこのHPのプロバイダーとの契約を今月1年延長した。これは最低限あと一年は頑張り続けたいという意思表示である。
次の諺は「朝(あした)に夕べを謀(はか)らず」この意味は「朝には夕刻のことまで考えない。長い先のことは考えない( 朝に夕べを慮(おもんぱか)らず)」これなどは今の私にはピッタリな諺だ。
ついでに身をもって知った諺を3種ほど上げておく。
「後の祭り(祭の済んだ翌日。時期が遅れてしまって、後悔しても間に合わない。時期を失すること、手遅れの意)」
「後は野となれ山となれ(目の前のことさえ片づけば、後はどうなってもかまわない)」これなどはかなり投げやりで反省はするが「 命長ければ恥多し(あまり長生きをすると、恥をさらすことも多くなる)」である。
今回の〆はこのコロナ禍に相応しい「昨日の淵(ふち)は今日の瀬(世の中は変転きわまりなく無常であるということ)」といったところか。
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