日常細事2021pre


kiji

2021.8.19 諺集に見るわが人生(12) 
 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「あ行」の「有」から始めて、回顧していくことにする。
 「有りそうで無いのが金、無さそうで有るのが借金」人の貧富は外見から判断するのは難しいが、裕福な人は意外と少なく、借金をしている人は意外に多いようだということ。 最近我が家の周囲には次々に新築家屋が建つ。殆どが庭なしの3階建てと決まっている。駐車場には高級外車(ベンツ・アウディー・BMWなど)。いかにも裕福に見える。その実態はローン漬けだったりしてと、下種の勘繰りの一つもしたくなる。私のような隠居老人は、私は例外だが「有りそうで有るのが暇、有りそうで有るのが財産」無いのは余生ぐらいか。
 次は「歩く足には泥がつく」今はインフラが整備され、泥の道などは山にでも行かないと見られないが、私の子どもの頃は我が家の周囲は泥道だった。さてこの諺の意味は、何かを行うとわずらわしいことが生ずるということ。類義語は「犬も歩けば棒に当たる」「歩く足には棒あたる」「犬も歩けば棒に合う」などがある。 どれも「行動を起こせば、思いも寄らない幸運がある」という意味で使われる言葉だ。「最初に行動ありき」とでも言ったところか。
 そのまた次は「合わせ物は離れ物」何かの縁で会った者や結ばれた者は、いつかは分かれるときがくるということ。合わせて作ったものは、いつかは離れる時がくるという意から。特に、男女や夫婦の仲についていう。
 「類義」夫婦は合わせ物、離れ物。会うは別れの始め。夫婦は他人の集まり。など多くある。日本の仏教感に根付いているように見える。ある種の諦観(諦め)を感づる。特に年をとればとるほど実体験でそれを身に染みて感じる。
 「合わぬ蓋あれば合う蓋あり」人間にも物にも適材適所のあることのたとえ。今回のオリンピックを見ていても、卓球やバドミントンのダブルスはペアの息がピッタリ合って金メダルを手にしている。これなどはピッタリ合った蓋なのだろうが、必ずしも人としての相性があっているとは限らない。人生の勝負にも厳しい練習とピッタリ合った呼吸を続けることができれば、自然に合う蓋が育まれていくのかも知れない。次回に続く。





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