日常細事2021pre


kiji

2022.1.27 諺集に見るわが人生(53)
 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「あ行」の「う」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。
 「瓜二つ」顔もかたちもそっくりでよく似ていることの喩。瓜を縦に二つに割ると、二つとも同じ形をしていることから。私の世代で直ぐ思い浮かぶのが今は亡きザ・ピーナッツ。発売したシングル、LPの累計売上は1000万枚以上に達する昭和を代表する日本の双子の元女性歌手(デュオ)、女優として活躍した。
 次の瓜二つはおすぎとピーコ。兄のピーコはファッション評論家。弟のおすぎは映画評論家でともにタレントである。どうでもいいことだが、この二人私の高校の後輩になる。世代が違うので接点はないが。
 スポーツの分野では荻原 健司と次晴。二人ともノルディック複合元選手・1998年長野オリンピック日本代表。兄はで元参議院議員。現役時代は「キング・オブ・スキー」の異名を取る。弟はノルディック複合元選手・1998年長野オリンピック日本代表で、現在はタレント・スポーツコメンテーター等で活動中。紹介した3組の瓜二つはいずれも一卵性双生児である。
 「憂え身に及びて後憂うるも及ばず」私には初めて知る諺。出典は淮南子(前漢に成立した各思想についてまとめられた書物)で、災難が起こってから心配をしても遅く、事前に予防しなければだめだということ「患(うれえ)身に及びて、然る後に之を憂うるは、六驥(りくき)もて之を追うとも、及ぶこと能わざるなり」とある。
 今回のコロナ騒動は収拾がつかないところまで広がっているが、マスクを着用して3密を避けるなどの対策を取ると従来通りの対策しかないようだ。尾身茂会長は「オミクロン株の特徴に合った、ふさわしい戦略というよりも戦術です。マスクの着用が不十分なまま、声を出したり、会話をしたり。これが思っているより、はるかに多いということが疫学調査で分かっています」と飛沫感染への警戒を促している。
 私などは毎月一回薬を貰うのに医者通いしているが、このコロナ禍では医者通いもビビってしまう。 次回に続く。


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