日常細事2021pre


kiji

2022.2.11 諺集に見るわが人生(57)
 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「あ行」の「え」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。
 「郢書燕説(えいしょえんぜつ)」うまく理屈をあわせること。こじつけ。中国・春秋戦国時代に、楚の都郢からきた手紙に対して、燕の国の人がとった解釈という意。とある郢の人が、ある夜、燕の国の宰相に手紙を書いたが、灯火が暗いので、召使いに「燭(しょく)を挙げよ」と命じ、うっかり「挙燭」というこのことばをそのまま、手紙に書き込んでしまった。これを読んだ宰相は、「挙燭」の語を「明(めい)を尊べ」の意と誤って解し、王に進言して賢者を登用し、大いに治績をあげた、と伝える『韓非子(かんぴし)』「外儲説(がいちょせつ)左上篇」の故事による。日本の諺では「瓢箪から駒」とか「怪我の功名」などが思い浮かぶ。現在「こじつけ」や「屁理屈」が罷り通るのは、家元の中国や独裁国家ぐらいだろう。
 「英雄色を好む」 英雄色を好むとは、英雄は何事にも精力旺盛であるから、女色を好む傾向も強いということ。今の世では政治家やタレントなどの有名人はは色事がバレて、票を失ったり、人気を失なったりする。
 「得難きは時、会い難きは友」「得難きは時」の「時」とは、 「チャンス、好機」 のこと。 そして「会い難きは友」の「友」とは、「善き友、善友」のこと。 これは「絶好のチャンスは、得難いものであり、善い友に出会うことは、非常に難しいことである」 という意味になる。私は高い目標を掲げたことはないので、実感として絶好の機会には恵まれなかった。ただ善き友には多く恵まれている。 別に、年中暇なしに会っているわけではないが、たまに会うとリセットされた喜びを分かち合える。しかし、長く生きると善き友を少しづつ失っていくことが寂しい。 次回に続く。




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