日常細事2021pre


kiji

2022.2.7 諺集に見るわが人生(56)
 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「あ行」の「う」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。
 「運否天賦」人の運命は天の定めによるということ。運不運は天命であること。転じて運を天に任せること。「運否」は運不運、運のあるなしの意。「天賦」は天が与える、天が与えたものの意。運任せ。(類義)運は天に在り(前掲)。読みは「うんぷてんぷ」テンポがよく覚えやすく、日常会話の中でもよく使われる。それだけ多くのことが運任せなのだといえよう。ポジティブに考えれば運を天に任せればそれだけ気楽になるということだ。
 「運用の妙は一心に存ず」処世術の一つ。これは(「宋史‐岳飛伝」の「陣而後戦、兵法之常、運用之妙、存二乎一心一(陣して後に戦うは兵法の常なるも運用の妙は一心に存す)十八史略:七巻。元の曾先之の撰」による言葉。 戦術、法式は、それだけでは役に立たない。それを臨機応変に用いる妙味はその人の心一つにある。
 これは現代企業の経営者にも通じるもので、一つ一つの決断が後の企業の存続を左右する事を、肝に命じて決断するべきである。特に非日常のコロナ禍においては厳しい決断をしなければ存続は難しくなっている。
 「運を待つは死を待つに等しい」「運」は何の努力もせずに巡ってくるものではなく、ただ待ち続けることは自分の死を待つのと同じくらい愚かだという意味。「果報は寝て待て」の対義で、努力し続けなければ「運」は巡ってはこない。
 私は麻雀が好きで経験も積んでいる。囲碁将棋とは違い技2割ツキ8割といったゲームである。
 座る場所にツク場合と、人にツク場合とある。それを見わけることが肝要で、自分にツキが回る確率は四分の一しかないから。残りの四分の三は守りになる。いかにツイてる相手に放銃しないかが重要で無理をすればほぼ相手に負けることになる。降りる(勝負に出ないこと)ことも大切な戦法で、その内必ず自分にもツキが回ってくる。その時に存分に勝負をかけても勝ちにつながるものだ。すなわち運を導くには、専守防衛に徹してこそ道が開けると考えればよい。
 次回はあ行の「え」から始まる。



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