日常細事2021pre


kiji


2022.5.7 諺集に見るわが人生(82)
 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「あ行」の「お」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。
 「恩に着る」恩を受けて有難く思うという意味。 「このご好意を恩に着ます」「助けていただいて恩に着ます」などと使う。 「恩」とは、相手のためを思う情け深い言動のことをいう。これなどは日常頻繁に取り交わされることわざで、親しい間柄の友人などに、ちょっとした借りや、手助けをしてもらった時に「恩に着る」といって謝意を述べる。
 「乳母日傘(おんばひがさ)」 子供、特に幼児が必要以上に過保護に育てられること。乳母うばに抱かれ、日傘をさしかけられるなどして、ちやほやされながら大切に育てられる意から。「乳母」は、母親の代わりに乳を与え育てる女性のこと。
乳母に抱かれ、日傘をさしかけられるなどして、必要以上に大切に育てられることから。
「おんばひからかさ」とも読む。子どもが、恵まれた環境で大切に育てられること。また過保護に育てられること。特に所得の多い家族では、どうしてもこういう傾向になるのはやむを得ないことかもしれない。その結果我儘な子に育つ子だってある。
 「温良恭倹譲(おんりょうきょうけんじょう)」「論語‐学而」で、子貢が孔子の人に接する態度を評していった言葉から) 穏やかで、素直で、うやうやしく、つつましやかで、ひかえめな態度。聖賢の人に接するさまをいう。「温」は、おだやかなさま。「良」は、素直なさま。「恭」は、かしこまって、うやうやしいさま。「倹」は、大げさにせず、つつましいさま。
 色紙に掲げるのには適した言葉だが実行は余程徳を積んだ人でなければ無理だろう。多くの独裁国家の首領には全く縁遠いことわざで、そうした国の民衆は自由を奪われ監視下で生きるという苦難を負うことになる。お膝元の中国でも孔子の教えはほとんど伝わっていない。
 ちなみに2022年の世界各国の報道自由度ランキングを発表した。対象180カ国・地域のうち、日本は昨年から4つ順位を下げて71位。ノルウェーが6年連続で首位だった。ウクライナ侵攻に絡み、報道規制を強化したロシアは155位へ5つ下落した。最下位は北朝鮮。日本の報道自由度がこんなに低いとは意外だ。 次回に続く。




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