日常細事2022pre


kiji


2022.10.28 諺集に見るわが人生(133)

今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「か行」の「き」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

「木に縁りて魚を求む」方法を誤ると目的を達成できないことのたとえ。 木に登って魚を探すとの意から。
(類義語)山に上りて魚を求む/山に蛤求む/畑に蛤/天を指して魚を射る/水中に火を求む/夏日に氷を求む/氷を叩いて火を求む/雲に梯/百年河清を俟つ
(例文)インターネットにはたくさんの情報があるが、どれを信用していいかわからない。間違ったものを信じると縁木求魚(えんぼくきゅうぎょ)になってしまう。

「機に因りて法を説け」相手の素質や能力に応じて、適切な説法をせよということ。転じて何事も臨機応変に対処せよということ。時や場合をわきまえず、むやみやたらに道理を説いて聞かせてもむだなことだ。(注)「機」は、仏教語。仏の教えに触発されて目覚める精神的能力。
簡単なことではない。人の素質や能力は人それぞれで、対話が必要で大衆を相手にできるものではない。

「昨日の敵は今日の味方」昨日まで敵であった者たちが、事情が一変して今日は味方になること。人の心や運命のさだめないことのたとえ。
※浄瑠璃・義経千本桜(1747)二「きのふの怨(アダ)はけふの味方。あら心安や嬉しやな」
この反対が「昨日の友は今日の敵」
今まで親しかった者が、手のひらを返したように自分に反逆することをいう。人の離合集散は当てになるものではなく、千変万化するものであることのたとえ。
世界では昨日まで戦っていた者同士が同盟を結び、味方になることは珍しいことではない。

「昨日は昨日、今日は今日」昨日のあったことが、今日もあるわけではない。日々情勢が変わり、昨日と今日は違うということ。情勢は日々変わるということを理由に、自分の意見や態度が変わったことの弁明や言い訳に使用することば。
類句 昔は昔、今は今(むかしはむかし、いまはいま)
明日は明日、今日は今日
(用例)表現方法は「昨日の今日で申し訳ない」「昨日の今日でごめん」「昨日の今日なんで」などが一般的言い回し。 次回に続く。



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