日常細事2022pre


kiji


2023.8.26 諺集に見るわが人生(210)

 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「か行」の「こ」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

「骨肉相食む(こつにくあいはむ)」親子・兄弟など血縁の者どうしが互いに争う。骨肉相争う。
(注釈)「骨肉」は、骨と肉のように切っても切り離せないもののこと。ここでは親子や兄弟など血の繋がった者の関係をいう。
「食む」は、害する、損なうなどの意味を持つ。
たとえ兄弟であっても、利害が生じるような状況になると、他人同士以上の憎しみを生む場合もあるものだということ。
遺産相続をめぐって親族間で骨肉相食む争いが起きるという話は多く聞く。

「コップの中の嵐」仲間うちだけの,外部には大した影響を及ぼさないもめごと。
(出典)『W=B=バーナード作の劇の題名 Storm in a Teacup による』当事者どうしは勢いこんでいる争いやもめごとが、狭い範囲にしか影響を与えないで終わってしまうことのたとえ。内輪もめ。
ちょっとしたもめ事はよくあることだが、はた目からは「コップの中の嵐」にしか見えない。

「言伝は荷にならぬ(ことづてはににならぬ)」人から頼まれた伝言は、荷物にもならないたやすい事だということ。
(例文)言伝は荷にならぬというが、しなければいけない事があると気になって落ち着かない。
今は誰でもスマホを持っているので、直接相手に話せばいいけど、たまに電話を教えない人もいるから、誰かに伝言を頼むという手をとる。こうした時は伝言を預かった人は結構気を使うことになるものだ。








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