2023.1.31 諺集に見るわが人生(156)
今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「か行」の「く」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。
「薬も過ぎれば毒となる」薬には適量があって、これを無視して使いすぎるとかえって体に毒になる。どんなによいことでも度を過ごせば害になるというたとえ。
(類義)過ぎたるは猶及ばざるが如し
賭け事に夢中になる人は大抵大損をする。引き時が分からないからだ。
「薬より養生」病気になって薬に頼るより、普段から養生して健康を保つことが大事だということ。養生とは健康の増進を図ること。
養生とは私には散歩が必要なのだが、寒いので中々出かけられない。足の筋肉がおり太ももには幾筋ものしわが見られる。かなり悪い状態なのは分かるが、重い腰を上げるのは結構難しいことなのだ。
「管を巻く(くだをまく)」管(くだ)とは、糸を紡つむぐときに巻き付ける 小さな軸のこと。 この管に糸を巻き付ける時にでる音が「ブンブン」と単調な音のため、 酔っ払いがクドクドと愚痴をこぼしている様子をたとえることわざになった。
私は酒は飲めないが、酒宴ではよく人に絡んでく管を巻く奴がいる。
「口叩きの手足らず」話し上手だが仕事はできないということ。 しゃべることは達者で雄弁であるが、いざ仕事をさせると全くできない人を「彼は口叩きの手足らずだ」などと表現する。 「口八丁手八丁」はしゃべりも仕事も達者だが、「口叩きの手足らず」はしゃ「だけ達者なこと。
(類義)口上手の商い下手・口自慢の仕事下手。
(対義)物言わずの早細工
世間ではよく見かけるタイプである。
「口と財布は締めるが得」口と財布はきちっと締めておいたほうが得策だから、おしゃべりと浪費は慎めということ。
(語源)この財布の"紐"については、具体的なイメージを想像しにくいが、かつての財布は、布製の長財布を紐でぐるぐるに巻いて留めておく形状(これには小判が入っていました)をしていたり、巾着袋を紐で縛る形状(こちらには小銭が入っていました)をしていたことから「財布を締める」と言う言葉が生まれた。
私はおしゃべりはそれほどしないが、財布のひもは無いに等しい。 次回に続く。
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