日常細事2022pre


kiji


2023.2.23 諺集に見るわが人生(162)

 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「か行」の「く」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

「供養より施業」死者への供養よりも、生きている者に施しをするほうが大切だということ。死んだ者より生きている者を優先せよというたとえ。
信心深いのはよいが、現実離れしてはいけない。
その現実離れした宗教がオウム真理教(オウムしんりきょう)。かつて存在した日本の宗教団体でテロ組織。
1988年(昭和63年)から1995年(平成7年)にかけて、教団と敵対していた弁護士一家の殺害、信者・元信者へのリンチ殺人や信者の家族の拉致監禁殺害を繰り返したほか、毒ガスであるサリンを用いた松本サリン事件や地下鉄サリン事件など、日本犯罪史上最悪とされる一連のオウム真理教事件を引き起こした(wikipedia)。
事件が明るみに出ると、テレビは連日この番組が独占し、ハチの巣をつついたような騒ぎになった。

「食らえどもその味わいを知らず」何事も精神を集中しないと、身につかないというたとえ。ただ食べていたのでは、その食べ物の味はわからないという意味から。
(出典)「心焉(ここ)に在らざれば視れども見えず、聴けども聞こえず、食えどもその味を知らず(大学)」とある。
『大学』(だいがく)は、儒教の経書の一つ。南宋以降、『中庸』『論語』『孟子』と合わせて四書とされた。
私の場合、老眼が進みルビのように小さい文字はさらに拡大鏡を使わないと視えない。
最近歯が脆くなり、毎週歯医者に通っている。そうした状況なので集中してかみ合わせを選んで食うのだが、味がよく分らない。加齢による衰えはいたるとこに現れ人を苦しめる。

「暗がりから牛」区別がつきづらく、はっきりしない物事のたとえ。暗い場所に黒い牛がいると、その姿形をはっきり見ることができない。 その状況に、はっきりしていないことをたとえている。 場合によっては、ぐずぐずしている態度やはきはきしていない様子をたとえるのに使われることもある。「暗がりから牛を引き出す」などともいう。 次回に続く。








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