日常細事2022pre


kiji


2023.6.11 諺集に見るわが人生(191)

 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「か行」の「こ」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

「嚆矢(こうし)」昔むかしの中国で、戦の始めに鏑矢を敵陣に向けて射かけ、 戦の始まりの合図としていたことから、 「嚆矢 (こうし)」は「物事の始まり・最初」を意味する言葉として使われる。
(語源)武器の一つに弓矢がありますが、嚆矢は矢を放つことを指す。 しかし、ただ矢を放つのではなく、嚆矢として放たれる矢は特別な造り(中が空洞にしてある)がされており、射ると音が鳴る仕掛けになっている
(実用例)体操で笛の合図に合わせて体を動かしたり、徒競走ならピストルの合図で走り出したりすること使われる。「用意ドン」といったところか。

「好事魔多し(こうじまおおし)」『好事』は、自分にとってとても調子のよい状態を指している。何をやってもうまくいくような、上昇気流に乗っているようなときを表している。
『魔』は、よからぬことを意味している。妬みによる誰かからの邪魔や、慢心による気の緩みなどがそれにあたる。そして『多し』で、そのようなことが起きがちであることを示唆している。
つまり、調子がよいときほど、邪魔をされたりミスをしたりして痛い目にあうもので、気を付けるべきだということを、戒めとして伝える言葉である。
(出典)元末明初(げんまつみんしょ)と呼ばれる古い時代に書かれた『琵琶記(びわき)』にある。中国の高明(こうめい)という劇作家が創作した戯曲に出てくる言葉といわれている。
(使用例)友人と、模試の結果について話し合っていたとき、評価がよかったときの自分について次のように使用する(dime.jp)。
Aさん「あなたの結果は素晴らしいですね。努力が確実に実っているようです」
Bさん「ありがとう。でも好運だっただけでまだまだです。好事魔多しというし、コツコツ勉強し続けないとすぐに成績は落ちてしまうから気を付けたいです」というように使わない。 次回に続く。








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