2024.7..8. 諺集に見るわが人生(285)
今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「さ行」の「しから始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。
「商売は草の種」商売の種類が非常に多く、さまざまな形があることを表している。草の種が数多く存在するように、商売もまた多種多様で、それぞれ異なる特徴や方法があることを示している。
この言葉は、世の中には様々なビジネスのチャンスがあり、それぞれの商売には独自のニーズや市場が存在するということを示している。例えば、食品業界、技術業界、教育業界など、多くの異なる分野があり、それぞれが特有の特性や対象顧客を持っている。
つまり、「商売は草の種」ということわざは、ビジネスの世界が非常に広く、多様であることを表していて、新しいアイディアや機会が無限にあることを示唆している。それぞれの商売がその独自性を持ち、それぞれに合った方法で発展していくということを教えている。
(使用例)商店街を歩いていると商売は草の種なんだなって思うほど業種が多いのに驚くほどだ。
商売するチャンスは多くあるが、資金面で手当てできずに諦めることが多い。
「焦眉の急(しょうびのきゅう)」非常に差し迫った危険、問題を抱えていることのたとえ。
(由来)
眉毛が焦げるほど近くまで火が迫っていて、きわめて危険な状態である意味から。
「切迫する事態とはどんな事だ?」との問いに対して、「火が眉をやく時だ」と答えたという中国の禅問答故事に由来する。『五灯会元(ごとうえげん)』という書物が由来です。「五灯会元」とは中国南宋代に成立した禅宗の歴史書のことです。
その中の一節に、「禅問答」に関する興味深いエピソードが残されています。※「禅問答 (ぜんもんどう)」とは「修行者が疑問を発し、師匠が答えること」
(例文)今日中に緊急会議を開かねばならない。焦眉の急だ。 次回に続く。
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