日常細事2022pre


kiji


2024.1.17 諺集に見るわが人生(244)
 
今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「さ行」の「しから始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

 「塩にて淵を埋むが如し」してもしがいのないこと、とうていできないことのたとえで、次々と消えてしまい、たまることのないようすのたとえ。 深い水たまりを塩で埋めようとする意味から「淵に塩」ともいう。
 (使い方)どんなに頑張っても無理そうなことや、結果が期待できないことを示す時に使う。
 (使用例)コツコツ500円貯金をしても、10億円貯めるのは塩にて淵を埋む如しだ。
 「塵も積もれば山となる」ということわざもある。
 私などは無駄な努力をしている。

 「四海兄弟(しかい-けいてい)」真心と礼儀を尽くして他者に交われば、世界中の人々はみな兄弟のように仲良くなること。また、そうすべきであること。▽「四海」は四方の海。転じて、天下、世界中の意。「兄弟」は「きょうだい」とも読む。
 (由来)『論語』の子夏の言葉から。「"四海兄弟"是一个四字成语,意思是"世界上的人应该像兄弟一样相互爱护"。其中,"四海"指的是东西南北的海洋,引申为"世界中的人",而"兄弟"则表示人们像兄弟一样互相珍视。这个成语的出处是中国春秋时代的思想家孔子的《论语·颜淵》一文。
 (用例)一視同仁、四海兄弟といえば、この地球はあたかも一家の如ごとく、地球上の人民は等しく兄弟の如くにして、その相交るの情に厚薄の差別あるべからず。<福沢諭吉・文明論之概略>
 (類義語)四海同胞/四海皆兄弟/四海の内は皆兄弟なり/和を以て貴しとなす
 世界では今こうしたことわざとは真逆な事態が多く発生している。国連は全く機能していない。

 「志学(しがく)」学問にこころざすこと。
 (出典)『論語』為政篇、孔子が自身の生涯を語ったことば――吾十有五にして学を志し、三十にして立ち、四十にして惑わず。五十にして 天命を知り、六十にして耳順(したが)う。七十にして心の欲する所に従えども、矩(のり)を踰(こ)えずから「一五歳を志学、三〇歳を而立、四〇歳を不惑、五〇歳を知命、六〇歳を耳順、七〇歳を従心と称する。「吾、15にして学に志し、30にして立ち、40にして惑わず、50にして天命を知る。60にして耳順(耳にしたがう)、70にして心の欲するところに従って矩(のり)をこえず」
 私は回顧するに、未だ学成り難し
 次回に続く。







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