日常細事2022pre


kiji


2024.1.7 諺集に見るわが人生(241)

 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「さ行」の「さから始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

 「三代続けば末代続く」家は三代目で滅びることが多く、そこを切り抜ければ、後はいつまでも続くものであること。 創業者は苦労して築き上げ、二代目はそれを見ているので堅実にあるが、三代目になると苦労も知らず、結局家運を傾かせることが多いことから。
 (解説)話を簡単にすると、最初の人(創業者)はすごく頑張って、何か新しいことを始めたり、家や会社を築き上げたりするわけ。で、次の二代目は、その初代の頑張りを目の当たりにしてるから、ちゃんとその基盤を守ろうと頑張るんだ。
 でも、三代目になると、最初の人の苦労を直接見てないことが多いから、時々、お金の使い方が大雑把になったり、気を抜いたりしてしまうことがあるんだ。そうすると、家や会社が大変なことになっちゃうことも。
 でも、もし三代目がそれを乗り越えて、うまくやっていけたら、その後も家や会社は順調に続いていく可能性が高くなる、っていうわけ。(proverb-encyclopedia.com)
 中小企業などでは後継者不足で店を畳んでしまうことも多い。

 「三度目の正直」一度や二度は当てにならないが、三度目なら確実であるということ。また、物事は三度目に期待通りの結果が得られるということ。三度目の正直の「三度」には、特に意味はないようだ。しかし、「仏の顔も三度」や「二度あることは三度ある」などの「三度」を使った慣用句は多いことからも、古来「三度」には重要な意味があったと考えられる。
 (由来)「三度目の正直」の由来は定かではないが、最も有力な説として、占いや賭け事から来ているとされている。3度目が本番という言い伝えが昔からあるとされており、それが占いや賭け事にて用いられていたことが由来となっている可能性が高い。
 (例文)三度目の正直ということもあるから、もう一度だけ挑戦してみるつもりだ。
 昔の話、私は初めて買った宝くじで5万円あてた。それではまってジャンボは必ず買った。いつも連番10枚で大穴狙い。それを続けたが、3度目もそれからずっと当たらないまま、あっという間に元手の5万円を使い果たし、その後も負け続け、すべて夢に終わり、仕事を辞めてから購入したことはない。
3千円 元手をかけて 買い続け すべて消える 春の淡雪   次回に続く。







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