日常細事2022pre


kiji


2024.2.22 諺集に見るわが人生(253)

 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「さ行」の「しから始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

 「自縄自縛(じじょうじばく)」自分の言動が自分をしばって、自由に振る舞えずに苦しむこと。自分の縄で自分をしばる意から。▽「縛」はしばる、縄をかける意。
 (例文)
 言い訳を重ねた挙げ句に矛盾だらけになってしまい自縄自縛に陥った。
 自縄自縛の類語と使い分け
 自縄自縛の類語としては「自業自得」「因果応報」「身から出た錆」などが挙げられる。いずれも「自分の行いの結果が自分の身に降りかかる」という意味合いの(基本的に悪い意味で用いられる)表現である。なお「自業自得」と「因果応報」は仏教の用語である。
 (類義語)  自分で自分の首を絞める/墓穴を掘る/我が刀で首切る/己が刀で己が首/我が脛
に鎌/罠招えて首突つ込む/

 「沈む瀬もあれば浮かぶ瀬あり」人生には浮き沈みがあるということのたとえ。
 (注釈・由来)人生の局面を川の瀬に見立てて、浮き沈みがあることを表している。 人生には良いことも不運なこともあり、不運なことばかりが続くわけではないから、くよくよしてもはじまらないということ。
 (類義語)「明日は明日の風が吹く」「禍福は糾える縄の如し」「人間万事塞翁が馬」などの言葉が挙げられる。
 人生いろいろで、明日のことは分からない。今日を精一杯生きることが大切だ。

 「死生、命あり(しせいめいあり)」論語顔淵第十二の五「司馬牛憂曰。人皆有兄弟。我獨亡。子夏曰。商聞之矣。死生有命。富貴在天。君子敬而無失。與人恭而有禮。四海之内。皆兄弟也。君子何患乎無兄弟也。」から) 人の生死は天命によるもので、人の力ではどうすることもできない。「死生」は、死ぬことと生きること。
 生きるか死ぬかは、これまさに天命。金持ちになるか貴くなるか、これもまた天の配剤。紳士は人々を尊敬し、失わない礼儀正しく、礼儀正しく、四つの海の中で、すべての兄弟。なぜ紳士に兄弟がいてはいけないのかという意味。
 準備計画、やるべきことは十分にやったうえで、その先は天に任せよう。 次回に続く。





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