日常細事2022pre


kiji


2024.3.21 諺集に見るわが人生(259)

 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「さ行」の「しから始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

 「知って知らざれ」よく知っていることをひけらかさないのが奥ゆかしく正しいあり方だということ。
(由来)「老子」の「知って知らざるは上なり、知らずして知るは病なり」に由来している。
(例文)知っていても黙っていた方が、知って知らざれというように奥ゆかしい。
知ったかぶりは見っともない。

 「失敗は成功の基」失敗することによってやり方を改めることができ、かえって成功へと繋がることになるから、一度や二度の失敗にくじけるべきではないという教え。
また、失敗してもその原因を追究しなかったり、やり方を改善しようとする姿勢がなければ、また同じような失敗をくり返すだろうということ。
(例文)失敗は成功のもとだから、何度もチャレンジしていく。
人生には困難なこともあるが、失敗にめげずに挑戦しつづけることで、大きな成功を手に入れることができるのではないか。

 「十把一絡げ(じっぱひとからげ)」十把とは十束のことで、一絡げとは一つの束にまとめること。この言葉は、個別に扱うべきものや価値のあるものを一緒くたにしてしまっているというマイナスなイメージで使われることが多い。
(由来)把」は、束ねたものや矢を数える時に使う助数詞です。したがって「十把」とは「十束」のことを指す。また「一絡げ」は一括りという意味。
束に差異があっても、そんなことは気にせず一括りにして取り扱うということから「十把一絡げ」という言葉が生まれた。
(類義)・一緒くた・ごちゃまぜ・一括・二束三文
(例文)彼らの作品を十把一絡げに扱ってはいけない。
「十把一絡げ」は、物事を雑に扱ったり、全部同じだと思い込んだりしないで、それぞれの違いや特徴をちゃんと理解しようということ。
十把とは十束のことで、一絡げとは一つの束にまとめること。この言葉は、個別に扱うべきものや価値のあるものを一緒くたにしてしまっているというマイナスなイメージで使われることが多い。 次回に続く。





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