日常細事2022pre


kiji


2024.4.10 諺集に見るわが人生(263)

 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「さ行」の「しから始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。
 「渋柿の長持ち」取り柄のない人や悪い人が長生きすることという意味の慣用句。
(説明)渋柿は、そのままでは渋味が強くて食べられない。そのため、枝からとって食べる人もないので、長く枝に残るからきている。
 また、渋柿は熟しても実が崩れにくいという特徴がある。
 甘柿は実が熟すと実が崩れやすく、枝から落ちてしまうので、熟す頃には人や動物がとって食べるのですぐになくなってしまう。
 同じようみ見える柿でも、甘柿と渋柿では長持ちの度合いが全く違うのだ。
 そのような大きな違いがあることが人々に知られているので、「渋柿の長持ち」のような慣用句にたとえられるようになったのだろう。
(例文)世の中変わらぬものはない。渋柿が熟柿に成り上がる。
 時間が経って経験を積むと、だんだんといい味出てくるというが、私の場合出がらしになってしまった。
 「自分で蒔いた種は自分で刈らねばならぬ」自分がしたいことの結果に対しては、当然自分が責任を持たなければならないことである。自分の身に起こることはすべて自分の過去の言動や行動がもたらしたものであるという意味。
(説明)自分で種をまいたら、その種が成長して収穫の時が来たら、自分で刈り取るのが当然だ。それと同じで、自分のしたことには自分でちゃんと向き合わなくてはならない。
(例文)トラブルの原因は自分にあるから、自分で蒔いた種は自分で刈らねばならぬと考える。
 公園で子どもたちとソフトボールをしていたら、ある子が暴投して、近所の家の窓ガラスを割ってしまった。私が責任を取って弁償した。高いものについた、公園でのボール遊びで、以後子ども相手にボール遊びはしなくなった。 次回に続く。





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