2013.10.11 衣替え
10月1日は冬の衣替えというのに、今になっても連日日中は30度を超える真夏日が当たり前。湿度は60%を下ることはない。
まだまだ残暑が続いている。湿度が常に50%以下でなければ秋が来たとは言えない。ウォーキングしていても、じっとりと汗が下着を濡らして気持ち悪い。持病の腰痛にも悪影響が出て、足が重くまるで鎧を着て歩くようで、日課の8000歩のウォーキングが最近は6000歩位に落ちている。
衣替えの習慣は平安朝時代にさかのぼる。年2回6月は夏衣装に、10月に冬衣装に着替えるというしきたり(宮廷行事)に始まると伝えられている。
風習に則り、私も10月に入り一応衣替えをし、上着を長袖に変えた。ところがこの暑さである。また、半袖に逆戻りしてしまった。そこで一句。
衣替え済ませてみたが秋は来ず (風楽)
この調子でいくと、秋を楽しむ時は来ないのではないか。11月7日は立冬、それまであと一か月を切っている。行楽の秋、紅葉の秋、古来より日本人が愛して来た秋の到来は、待ちぼうけのまま、そのまま冬に突入する気配すらある。いっそのこと旧暦に切り替え11月を衣替えの日にした方がよさそうだ。