kiji

2013.10.20蔵書整理
 
誰の家でも本や雑誌はあるはずだ。問題は日々貯まっていくそれらの処分の仕方だ。毎日読む新聞や週刊誌などは定期的に回ってくる古紙回収に出すので、整理がつく。
 次に、本や特集の組まれた雑誌の類の整理方法だ。これらの種類の本は読みたいから買うので、そう簡単には処分できない。几帳面な人なら読み終われば直ぐに古書店に持っていくか、図書館に寄贈することだろう。
 私はその整理に踏ん切りがつかないところがあり、蔵書が場所を占有することになり、それが悩みの種になる。勿論娯楽本や文庫本などは読み終われば図書館に寄贈する。(物によるが・・)特に手放せないのが、ハードカバー物はどうしても読みたくて、かつ図書館では対処できないものを選ぶので、そう簡単には手放せない。辞書辞典類は使わない時が多いが、置く場所を多く占有する。また、物書きを始めてから、文書作成にかかわる本や、歳時記・随筆類の本は増えこそすれ、減ることはない。
 次に場所占有率の高い本はマニュアルやパソコンソフトの解説本である。ソフトが使われなくなったり、電子機器が壊れたり、無用になれば捨てる事ができるが、現在使っているものは捨てられない。特に、ホームページ作成に関わる本が圧倒的に多いいが、バージョンが色々あり、捨てきれないものが数十冊も書棚に並んでいる。
 何やかやで、我が家は本に占拠される状態になっている。狭い我が家であるために、本が部屋のあちこちに置かれ、窓から入る光を遮っている。 
 これ以上本の部屋への浸食は、わがカミさんは快く思うはずはない。 あの手この手を尽くして言い訳して言い逃れてはいるものの、最早限界に達している。これ以上本に場所を充てるゆとりなどない。
 断腸の思いで処分することにした。どの本を処分するかその判断基準が問題だ。これだけは手放せない本とまだ読みかけで積読(つんどく)中の本はとりあえず除外する。所蔵本のうちパソコン関連の書籍は最小限にとどめ、それ以外は処分すれば結構スペースが生まれる。それを手始めとして蔵書整理に取り掛かるとしよう。どこかで「いつ始めるのよ!今よね!」 というカミさんの声が聞こえるようだ。
(取りあえず100冊ほど処分したが、見回したところそれほど減ったとも見えない)