2013.11.7アメリカンコーヒー(後編)
私は一日4,5杯 のアメリカンコーヒーを飲むが、それでもブラックは丸でダメ、甘党の常で砂糖なしでは飲めない。
また、家ではインスタントのコーヒーは飲まない。あれはおなかにもたれる気がして好みではない。
アメリカンコーヒー用に焙煎した豆を挽いたものを袋売りで購入し、ドリップ式のコーヒーメーカーで淹れて飲む。サーバーが魔法瓶になっているので、3時間はもつ。香りはドリップしている時だけ匂うが、飲む時には飛んでしまい、香りを楽しむと言う情緒など全くない。
アメリカンコーヒーは煎りが浅い分、薄い色をしているが、普通のコーヒーより
カフェインは多いいそうだ。ところが、コーヒー店のアメリカンコーヒー は前編で述べたようにブレンドコーヒーのお湯割りであるから、
カフェイン も弱まっていることになる。
同じアメリカンでも本来のものと、お店のものとでは中身が違う。と言いつつ、このコラムはドトールコーヒーのアメリカンを前にして書いている。きっといつにも増して中身の薄い仕上がりとなっていることだろう。人もコーヒーも見た目で判断すると間違いを仕出かすことになる。
その本格的アメリカンコーヒーなしに過ごせない私は、カフェイン中毒なのかもしれない。