2013.9.20 方向音痴
私は立派な方向音痴である。
図らずもインターネットで「方向音痴テスト」なるものを見つけ、実際の経験に照らして測ってみた。音痴の段階は5分類され5が一番ひどい状態とされている。
1.家族と一緒に車で毎年、寒川神社詣をする。最初の年は曲がり角を間違え、相模川に行き当たりUターンして元の道に戻り、やり直してやっと神社に着くことができた。更に悪いことにこの道はそれから3回にわたり行くたびに道を間違えたのだから、その方向音痴ぶりは推して知るべしである。(評価5)
2.道順を間違えることも度々だ。毎年数回同じメンバーで一泊麻雀をするのだが、最初は駅を降りて反対方向に歩いてしまい、お店で聞いてやっと方向が逆と分かった。次の回はうまくたどり着いた。ところが、その次は小道を曲がり違え、目的地に到着できず、先行した友人に携帯電話で迎えに来てくれるよう要請した。度重なる間違いに友人たちは呆れていた。(評価5)
3.古本を求めて、かつては神田小川町の古書街をよく訪れた。地下鉄で行けば、小川町の駅で降りれば、そこが目的地だから間違わない。地下鉄の出口を間違えるくらいだ。ところがJR神田駅から行くとなると話が変わってくる。思い込みが激しいから、この道と決めて小道を選ぶと、とんでもないことになる。いつの間にか秋葉原に着いてしまい。電気街を見物して、そのまま目的は果たせず帰ってくることもある。(評価5)
4.ここまで述べたように、一度訪れた場所を再度訪れる時、余程しっかりした目印でもあれば別だが、大概の場合迷子になること請け合いだ。(評価5)
5.地下鉄の出口は方向音痴にとって難関である。出方によっては方向感覚を失い、左右も分からず、もとより東西南北などもってのほかだ。私の体の中にはコンパスは入っていない。東京駅の地下はまさに迷路、どこに出るか分かったものではない。(評価5)
まだまだ評価判定は続くのだが、ことごとく評価5に落ち着く。
結論を下すと、私はスペシャルクラスの方向音痴ということになる。もっとも本人はあまりそういうことは気にかけない。「道はローマに通じる」と今日もこれからも先の定まらない道を歩き続ける。