2014.11.11 歩くをより楽しく(1)
ウォーキング(散歩)を日課としてから、かれこれ6~7年になる。70歳の節目に始めて、単独・マイペースのウォーキング(散歩)を続けている。ところが、最近足腰がギシギシして重いので、この辺で「歩き方」見直すことにした。
参考までに図書館で専門家が著した「歩く!」仕事術(二木紘三:アーク出版)に照らして検証してみた。
著者によれば、遊歩道などでウォーキングや散歩する人の大半は65歳以上の塾年世代で一日一万歩近くは歩く。これに比べ、ビジネスマンは事務系で5600歩。技術系で4600歩程度。管理職にいたっては2000歩以内としている。江戸時代の庶民は3万歩も歩いたということだから、現代人がいかに歩かなくなったがよく分かる。
歩くことのメリットについて、一つ興味深い記述を見つけた。それは、「大脳が活性化され新しい発想が生まれる」という話。
個人的に興味のある「脳の活性化」については次のように述べている。
「脳の重さは全体重の2%に過ぎないが、エネルギー消費量は全体の18%にも達するという。そして、脳が使えるエネルギーはブドウ糖だけで、そのブドウ糖は血流に乗って脳内に送られる。歩くと、下半身の血流が活発になり、それに伴い心臓の動きがよくなってくる。すると脳への血流も多くなり、ブドウ糖が多く供給され、脳がよく働くようになる」
中々こった三段論法だ。今までそんな理屈は想像もしなかった。それで歩いていると色々な発想が浮かんでくることが納得できた。(歩くをより楽しく(2)に続く)
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