20114.11.24 サイズ考(紙・封筒編)
自分の周りには多くのものが雑然と場所を占有しているが、そのひとつひとつに固有の見分け方がある。それがサイズである。今回は紙と封筒のサイズについて考えてみたい。
結構好きなコマーシャルに「サイズは・・・A4でえーよん」という駄洒落がある。紙のサイズはA4などと呼び、封筒は郵送料の点から 文書などを2〜4つ折にして入れることになる。写真などは折るわけにはいかないから私の場合はハガキサイズを上限としている。それでも、折ったものやハガキを入れるにはそれ以上のサイズが必要になる。
そこで、紙のサイズと封筒のサイズを対比して見ることにする。
紙を縦にしてその幅と長さを示すと次のようになる(ミリ表示)。A4:210×297、B4:257×297そしてA5、B5と数字が上がるごとに半分の大きさになる。例を上げると、A5は148×210、ハガキは100×148であるから、A6とは幅で5mm少ない。となるとハガキやA6サイズの写真を送ろうとすると、洋形3号(98×148)は大きさがギリギリで使えないことが分かる。
次のサイズの封筒は、洋形2号(114×162)というとことになる。ただし、中に同封する文書はA4にしろB5にしろ四つ折りにせざるを得ず、逆に無駄な空間ができてしまう。
そこで、もう一つサイズを上げて、洋形1号(120×176)にすると、折らずに入る用紙:A6、B7、ハガキ、L版(L判)一方向に折れば入る用紙:A5、B6 となり、この封筒が定型で写真などを同封するのには一番適しているだろう。
ちなみに定形郵便は幅(9〜12)、長さ(14〜23.5)で、厚さ10mm、重さ25gと定められている。このように郵送を前提に文書を作成するときには、紙のサイズと封筒のサイズ料金なども考える必要がある。
この記事に関するご感想などを下記メールでお寄せください。comfree@papars.net
2013年の記事を閲覧するには日常細事のアイコンをクリックしてください。
©2013 papa's_pocket. All rights reserved.