2014.11.7 11月の暦
11月は暦の上では賑やかな月だ。国民の祝日も3日と23日と2回あり何れも3連休になっている。私にとっても一つ歳を取る月(あまり嬉しくないが)なので、特別な月と言えよう。
そこで今回は11月の暦について、少し詳しく見ることにした。
内容は、行事や祭り、気候など夫々ごちゃまぜになっているが、日にち順に見ていく。
3日は文化の日。その昔は明治節と呼ばれ、明治天皇の誕生日を祝ったのが始まりだ。戦後になり文化の重要さを認識し、発展させる日となり改称された。それ故、文化の日には皇居で文化功労者が叙勲される。
7日は立冬。和暦の呼び名は「霜月」冬支度の始まり。11月には酉の市が立つ。今年は10日が一の酉、22日が二の酉で商場繁盛を祈る明神様の祭礼だ。横浜市内では大鷲神社(横浜橋)が有名。
12日は国際糖尿病予防デー。2011年のデータでは成人人口(20?79歳)9634万人中1067万人が糖尿病人口だという。その内648万人が60歳以上と加齢とともに増加していく。合併症が進行するので、お年寄りは特に気をつける必要がある。
15日は七五三。11月の休・祝祭日には多くの親子連れが神社やお寺を訪れる姿を見かける。私は戦中が幼少期だったので、そのような行事は無関係の時代で、正直関心は薄い。何故か娘の七五三で、親子で写っているポートレートが今でも飾ってある。
23日は勤労感謝の日。かつては新嘗祭(にいなめさい)といい、各地で豊穣を祝う農業祭りが行われる。現在は「勤労を尊び、生産を祝い、国民が互いに感謝し合う日」と定義付けられている。
この頃になると、冬の訪れを告げる「小雪(しょうせつ)」といい、紅葉も見頃の終わりに近づき、柑橘類の黄色い実が目立ってくる。「三渓園はこの頃が一番景色が良いのでおでかけください」とボランティアガイドが言っていたのを思い出す。
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