2014.12.12 間悪し
間が悪いという状況は、偶然の生み出すものだが、ツキにも見放された話になる。仲間との約束で出かけた時の例をあげてみる。
間の悪さは交通機関の利用時に多く遭遇する。私の場合、バスや地下鉄など市内を走る乗り物をよく利用する。敬老パスの恩恵を十分受けている一人だ。
これらの交通機関は、時刻表に従って走っている。しかし、間が悪いとどうなるかというと、バス停に着く直前にバスの走り去ることがある。次のバスが定刻には着かないで10分ほど寒空の下待たされる。そういう時は大抵2台連なってやって来る(前の車が遅れ、後ろの車は定刻通り)。この時、先にバス停についた車に乗ると、大概込み合っている。下手をすると終点まで立ちっ放しという憂き目に遭うことになる。こういうバスに限り各バス停に止まる。待たされた人が乗って来るので、ますます混み合う。後ろの車は前の車が客を乗せてしまうので、ガラガラのままで、後ろに付いてくる。目的地が同じなら決して追い越さない。これはルールのようだ。始終止まるので、必ず信号に引っかかる。そんなこんなで、いつもなら15分で着くはずが20分ぐらいかかってしまう。
さらに間の悪さは続く。次に地下鉄に乗り換えたのだが、これも行った後で次の電車待ち。更にJRに乗り換え、鎌倉方面のホームに着いたが、これも発車した後。次の電車までは30分待ち。風にさらされ寒いホームで待つのは辛い。それでやっとのことで目的地に着き、約束の場所に行く。そこで待ちわびていた仲間に変な弁解をさせられることになる。これらは全て時間の巡り会わせが悪かったこと、すなわち、間が悪かったことに起因している。一言でいえば「ツイテナカッタ」に尽きる。
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