kiji

2014_2_25ソチ五輪雑感
 報道では、ソチ五輪での日本選手の活躍に期待し、こぞってメダルの獲得への記事に力を入れていた。その五輪も23日に閉幕をした。
 「やれやれ終わったか」と言うのが率直な感想だ。と言うのは、時差ボケからやっと解放されたからだ。
 メインの競技は、日本時間では真夜中、午前3時から5時の間、無理やり眼の皮を押し上げて視たせいか、翌日は眠気と戦う羽目になってしまった。
 別に、私個人としては、メダルがどうのこうのと言うことには関心は薄く、新聞やテレビで報道される、メダル獲得者のお涙頂戴の話には、今一つ乗れなかった。
 あれ程騒ぎ立てた背後には、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの存在が影響しているような気がする。
 冬のスポーツと言えば、スキーかスケートが定番であるが、スキーの種類の多さには、いささか驚かされた。つい最近までは気にしなかった種目が随分あった。ハーフパイプなどという種目は、日本のスキー場ではあまり見かけないのだが、10年以上の前から外国では人気があるスポーツのようだ。
 ショーン・ホワイトと言う選手がいるが、彼が編み出した技(パフォーマンス)が関心を呼び、彼は一躍この世界のカリスマとなり大きな財を築いたという話だ。
 察するに、これはスポーツと商業主義がうまく折り合った例である。
 日本が、もっとメダル獲得に意欲を燃やすのなら、五輪のアマチュアイズムのルールの隙間にある新しい力を考え出し、魅せるスポーツへと変身させるような経営努力が必要だと、今回の五輪を通じて思い知った。

 

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