2014_2_28雛祭り(桃の節句)
2月は28日で終る。(但し、閏年は29日。次は2016年、オリンピックのように4年に1回巡ってくる)
明日からは、いよいよ弥生3月である。寒さも、やっと峠を越した。家の玄関の僅かなスペースに、一組の雛人形が飾られている。カミさんが嫁入り前に精魂込めて作った、木目込みのお雛様である。
本来ならフルセットで飾るものなのだが、再三言うように我が家にはその場所が無い。お内裏様をこの様にして飾るので精一杯なのだ。それでも、この一対の雛人形が、我が家に春を運んでくれる。幸い我が家には娘ができたので、3月が近づくと、このお雛様にお目にかかることができる。
今年の桃の節句には、いつものように「ちらし寿司」と「蛤のお吸物」が出てくるのだろうか。それとも、アサリに化けたお吸物が出るのか、私には、判断が付きかねる。
蛤はその貝殻が「対」のもの以外は、合わせることができない。それ故、徳川8代将軍「吉宗」は結婚式の祝膳にハマグリの吸物を発案し、二夫にまみえぬ貞節の教えとした。それ以降風習として、蛤のお吸い物がひな祭りに出されるようになったと言う話である。
今の世に「二夫に見(まみ)えず」などと言ったところで話は通ぜず、その場の雰囲気が急に冷え込んでしまうのは、目に見えている。従って、私はアサリのお吸物でも一向に構わない。
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