2014.3.12良質な睡眠が欲しい
人間は人生の3分の1を眠って過ごすと言われている。その眠りは、その深度から二種類に分類される。これは広く知られていることで、その一つがレム睡眠であり、もう一つがノンレム睡眠である。
レム睡眠は、Rapid eye movement sleepの略語で、直訳すれば、急速眼球運動を伴う睡眠のことで、体が眠っているのに、脳が活動している状態の睡眠である。夢を見るのはレム睡眠中で、急速眼球運動を伴わない睡眠をノンレム睡眠で、いわゆる熟睡状態である。
私の記憶では、ノンレム睡眠に入ったの記憶は殆ど無い。という事はスッキリした目覚めを知らないに等しい。導眠剤を使っても、中々眠りに入れないことがしばしばある。起きているのか寝ているのか、うつつの状態が続くので、すぐ目が覚めて、寝起きも悪い。
調べたところによれば、私のように糖尿病に罹っている者にとって、睡眠不足は体内のインスリンを更に低下させることになり、質の高い睡眠が大切なのに、悪循環に陥っていることになる。
私もそれなりの努力はしている。眠るために、腹式呼吸をしたり、頭の中を無の状態にするなど試みているが、中々ノンレム睡眠の世界には入れてもらえない。夜中に何回もトイレに行くために、起き上がらなければならず、眠りはリセットされてしまう。
目を瞑れば自然に眠気が訪れるような睡眠コントロールは、未だにできていない。
完全に健康な状態は、よく眠るところから始まると言われている。訓練を重ね、ノンレム睡眠の世界を経験できるようにするのが、大きな課題となっている。
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