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2014.4.20 日本の食文化
 食べ物の話が続くが、食べ物に関しては、日本はタブーが存在しない稀有な食文化を持った国である。今回は我が家の食文化の前振りとして、大きな視点から食文化について考察してみた。
 日本の食文化には、宗教的制約がなく、B級グルメではないが、価格帯にも幅があるため、選択肢が広い。
 勤め人は、会社帰りに行きつけの居酒屋で一日の疲れを解消する.。帰宅は午後10時をすぎるのは当たり前ということになる。
 相変わらぬ喩えの「亭主元気で留守がいい」は健在のようだ。奥方たちも昼間連れ立って食事会という光景も珍しくはない。
 それもこれも日本の食文化には難しいルールなど存在しないからだ。かけ蕎麦からフレンチの三ツ星まで、そのメニューの数は膨大である。
 日本の食文化については、多くの情報をインターネットを通じて得ることができる。ここで紹介するのは、外務省のホームページ「日本の食文化」について、少し言葉を拝借して、前知識を仕入れる事にする。
 「日本の食文化の中心には米がある。米と野菜や魚介類を組み合わせた、伝統的な料理は江戸時代には完成されており、それが現代の和食に引き継がれている。」
 そこに大きな転換をもたらしたのが、明治維新により急激に、外国の食文化が流入したことである。日本人はあらゆる文化の流入に対して、日本的アレンジを施してしまう。
 ちょっと例を上げてみても、カツレツ、すき焼き、てんぷら、カレーライスなどが思い浮かぶ。その結果として、驚くほど豊かでバラエティに富んだ日本独自の食文化を生み出すことになったのである。
  

 

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