2014.4.3庭先御免
春の息吹が強く感じられる季節が再び廻ってきた。いつも散歩で歩く道にもその気配が強く漂っている。それは戸建ち家の石垣の上の斜面や、柵越しに見える庭木や野草の花の開花である。「ああ春だな」と実感する瞬間である。人は老いても、花は毎年変わらぬ姿を見せ、人の目を楽しませてくれる。こうした変化を感じ取るのは、齢を重ねないと実感として受け止められない事かも知れないが。
こうした光景は、路地裏を歩いてみないと中々見つけられないが、ちょっと散歩のコースを変えて、細い路地に入り込んでみると、お目にかかることができる。たまに行き止まりの道に入り込むこともあるが、それほど大した距離でもないから、目を楽しませるだけの価値はある。
道順にそって写真を撮っていった。(3月24日)実は今まで街路樹の観察はしてきたが、花を中心に撮影したのは初めてで、恥ずかしながらほとんど名前が分からなかった。家に帰って花図鑑で調べたが、正しいという保証はない。中には花なのか新芽なのかと疑うものもあった。
一応アルファベット順に紹介する。(スライドショウはここをクリック)ボケ(木瓜)、チョウジガマズミ(九州・四国地方に多く咲く、関東では珍しい)、コブシ(辛夷)、スイセン(水仙)、タンポポ(蒲公英)、トウバイシダレ(唐梅枝垂)、ツバキ(椿)、ツメクサ(爪草)などを紹介してみた。
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