kiji

2014.6.15 ひと工夫
 工夫するということ(2.12)の続編である。
 そのまま使ったのでは、何となく物足りないモノがあるものだ。 
 食べ物を作る時に、隠し味を忍ばせるように、ちょっと工夫を加えると、物足りなさを解消できることがある。
 ひとつ例を上げてみると、例えば、座椅子で結構ハイバックなモノが、和室に置いてある。これはそのまま直に使うと、固くて背中も尻も痛くなる。折り畳みテーブルを出してその高さに合わせ、足のある椅子の様に使おうと、これも折り畳み式の踏台(収納する場所に限界があるので、前にも書いたが何でもコンパクトを心掛けている)の上に乗せて座ってみた。どうも不安定で頼りなく、後に反り返りでもしようものなら、いとも簡単にひっくり返ってしまう。
 これでは危険で怪我の元になる。それではと、座椅子の上に踏台を乗せ、小振りなクッションを敷いて座ってみた。ハイバックなので背中をもたせかけることもでき、パソコンを使うのに、丁度良い塩梅に収まった。
 このように、ほんのちょっとした工夫を加えると、思いの外良い結果が得られる。小物などは工夫して使わないと真価を発揮できないモノの典型だ。使う際に、発想を少し変えてみたり、逆転の発想を取り入れるのも、また工夫する時には必要なのかも知れない。

 
 
この記事に関するご感想などを下記メールでお寄せください。comfree@papars.net
2013年の記事を閲覧するには日常細事のアイコンをクリックしてください。
©2013 papa's_pocket. All rights reserved.