kiji

2014.6.22 うたた寝

 夜の睡眠が浅いので、昼間よくウトウトする。そういう時は作業を中断し、床に枕となるものと薄めのフロアマットを敷いて、ゴロ寝して休憩することが多い。うたた寝であるので、精々15分ぐらいがいいところだ。それ以上は、不自然な状態を続けることになるので、体のあちこちが痛くなり、休んだことにはならない。
 ゴロ寝の姿勢はテレビを観るときに多い。少し枕を高くして、足は伸ばしたり、何かの上に乗せる見方が通常の観戦スタイルとなっている。
 不思議なもので、人は横になると眠くなる習性があるようで、試合内容がスリリングな展開でもしない限り、直ぐに眠気が襲ってきて、知らぬ間に寝入っている。野球を最初から最後まで、目を見開いて観るのは、この姿勢に関しては至難の業と言えよう。このスタイルで、執筆していると、同様に頭が朦朧とし、瞼が自然に垂れ下がってくる。
 よく見かけ得る光景ではあるが、電車の中でウツラウツラと舟を漕いでいる人を見かけるが、遂には見ず知らずの他人の肩に寄りかかって、すっかり寝入ってしまう。寄りかかられた人は、迷惑そうに体をモゾモゾと動かす。するとくだん(件)の人は、多分無意識に元の姿勢に戻る。この繰り返しがしばらく続くのだが、可愛い女子学生は例外で、男なら大概は自分もネタ振りをして感触を楽しむ。これを称して狸寝入りという。
 このように寝方は様々。次回は更に突っ込んで、寝方十態と称して紹介して見ることにしよう。
 

 
 
この記事に関するご感想などを下記メールでお寄せください。comfree@papars.net
2013年の記事を閲覧するには日常細事のアイコンをクリックしてください。
©2013 papa's_pocket. All rights reserved.