2014_6_30 高揚する
ワクワクドキドキするということは、気持ちが高揚している状態を言う。
若い頃には人前で喋ったり、同年代の異性と付き合ったりする時、気持ちが高ぶりアドレナリンなり、ドーパミンといった神経伝達物質(敢えて自己流に解釈するなら、アドレナリンが体育会系物質でドーパミンが文科系物質で、共に身体に興奮を喚び起こす分泌物とでも説明しておこう)が湧き出る。その前兆として変にドキドキしたりハイな状態になる。結婚式の司会などやらされると、当事者よりアガってとんでもない醜態をさらすことになる。本番に興奮しすぎて言葉を忘れたり、手順を間違えてしまう。こんな例はそれほど珍しいことでもない。さすがにこの歳になると亀の甲より年の功といって、表面上は何とか誤魔化してはいるが、気分は結構高揚するものだ。
この興奮作用のいい例として、プロ野球をテレビで視ていて思うのだが、選手はボールの動きに全神経を集中させ、守備で追いかける時は物凄くアドレナリンが出ているのだろう、フェンスに激突しながら、ボールをキャッチする。そしてまた次のプレーに戻る。試合が終わって、どこそこを骨折していたなどと言う話を聞いたりする。どうもアドレナリンが出ている間は痛さを感じないのだろう。
どうもこのアドレナリンが出て、ワクワクドキドキするのが楽しくて、プレーしているようにも見えてくる。確かに興奮の少ない隠居生活では神経伝達物質の出も少ないので、あちこち痛くて運動をしなくなるのかも知れない。適度の興奮作用は幾つになっても必要で、何か一心に打ち込める趣味は必要だと思う。
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