kiji

2014.7.10 水のシーズン
 暑さが日増しに厳しく体に感じられる。特に日本の夏は湿度が高いので蒸し蒸しする。
 こうなると水が恋しくなる。水と言っても色々で、喉を癒やす飲む水だったり、噴水や滝のように、観て涼しさを味わうものだったり、泳いで直に体を冷やす水泳だったり、更には台風がもたらす水害など、数え上げると結構あるものだ。
 と言ったところで、水に関わるあれこれについて考えてみた。
 海開きは場所によって日が違うが、鎌倉は大体7月1日と広報されている。私は水泳など30年ぐらいしたことがない。自分では金槌だと思っているので、自分の背より高いところまで行くことができない。泳げるのだが浮くことができないから、浮き輪なしでは長く水の中で泳ぐなど思いも及ばない。プールも行かない。私よりはるかに年上の知り合いは、健康維持のため毎日泳いでいると楽しげに語っていたが、とてもそんな気にはなれない。不得意のスポーツの一番であろう。
 旅に出て、滝など見て、オゾンをいっぱい吸うのは気持ちもいいし、気分が和らぐ。不思議な水の力だ。人工の産物ではあるが公園にある噴水が定期的に吹き上げる、動きのある水の舞を眺めるのも好きだ。自然にカメラを向けて撮影する気になる。一時期節電のため市内の噴水が一斉に止まったことがある。あの時は夏の風物詩を一つ見損なった気がしたものだ。
 最後に水がもたらす災害。今も巨大な台風8号が北上中で、異例の特別警戒警報が発令されている。ニュースのトップは当分このことで持ちきりで、11日には関東地方もその影響を受けると報じている。
 自然の水は美しくもあり、たまには恐ろしい牙をむくこともある。備えあれば憂いなしの例えで対処しよう。
 それでも毎日の生活に欠かせない水、その恩恵に感謝する。
 
 
 
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