kiji

2014.7.14 台風一過
 日本にやってくる台風としては最大級の台風8号は、各地に大雨をもたらし、多くの被害をもたらした。今回はじめて特別警報という異例の発令が出され、万全の体制が敷かれた。結果台風自体の被害は比較的軽微に済んだが、梅雨時ということもあり、梅雨前線が刺激され、飛んでもないところで大きな被害が出た。
 今回は前回に続き、水に関する話題を取り上げてみた。まず気象予報についてであるが北米では台風はハリケーンである。このハリケーン「カテリーナ」の大きな被害を教訓に生まれて「タイムライン」という予測手法が、日本でも取り入れられた。防災手順と起こった場合の対処法などが細かく想定されており、これが住民に受け入れられるようになれば、人的被害は劇減するように思える。
 しかし、喉元過ぎれば熱さ忘れるの喩えもあるように、工程表のように専門性が強いこともあってどこまで住民の意識に浸透させられるかは課題となるだろう。
 台風一過、暑い日差しが戻ってきた。湿度も高く蒸し蒸しする毎日になってきた。とは言え、まだ梅雨明け宣言は出ていない。まだまだこれからが本格的台風シーズンだ。せめて次の台風が来るまでに、防災意識を見直すことにしよう。
 自然の水は美しくもあり、たまには恐ろしい牙をむくこともある。備えあれば憂いなしの例えで対処しよう。
 それでも毎日の生活に欠かせない水、その恩恵に感謝する。
 
 
 
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