2014.7.20 声出しイロイロ
前回の高校野球観戦では、双方の高校の応援合戦も面白かった。
「フレーフレー〇〇」、「イケイケ××」と言ったように、バンドや太鼓も混じえて賑やかで試合を盛り上げる。
今回はこういった人が発する声について、幾つか紹介する。
地元の商店街を歩いていると、「お客さん!安い取り立て野菜!今がお買い得だよ」などと言う口上で、人を呼び込む声を聞く。バナナの叩き売りのような売り口上を耳にすると、レトロな商店街の雰囲気が漂う。
かつては行商と言って自分で荷車や、かごを背負って物を売る人をよく見かけた。「金魚ー金魚」、「焼き芋!芋」、「トーフー、トーフー」(そこにのどかなラッパの音)という売り声が、路地を通り抜けって行った。懐かしい物売りの風物詩であったが、都会では段々と聞かれなくなってきている。移動型行商は、軽自動車とスピーカーに取って代わり、味わいを失った。
今の時点、京都では祇園祭が終盤に差し掛かっている。その中のクライマックス、「還幸祭」が24日に行われる。三基の神輿が八坂神社に向けて練り歩くもので、神輿の担ぎ手は「ヨイサ、ヨイサ」、「ヨーイ」、「ソーレ」、「ハア」、「コノ」、「マダ」、「ドッコイ」など様々な言葉が重なった囃子言葉になるのだそうだ。
関東と関西ではお国柄の違いか、耳慣れない言葉も混じっているが、気合いを入れる言葉は、元々聞き分けるのは難しいものだ。
次は花火大会で聞く「玉屋」、「鍵屋」、歌舞伎の「よ!成駒屋」、「播磨屋ー」と言った掛け声で、観客が感動のあまり発する言葉である。
似たような発声に「野次」があるが、最近話題になっているのが、議員先生方の品のないセクハラ野次だ。選挙で選ばれるような、住民や国民の代表は、それなりの品格を示してもらいたいものだ。せめてセンスとユーモアのある野次で場を和ませてもらいたいものだ。
最後が自分自身に気合いを入れる言葉で、「ファイト、ゴー、?!?」と良く分からない掛け声もある。選手に聞いてみたが、覚え無しという答えが帰ってきた。
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