2014..9.14 運とツキ
運とかツキといったものを強く意識することがある。両者の違いを辞書で調べてみると「運とは自分の力では左右できない、自然が自己に対して及ぼす作用とあり、ツキは運がつくこと」とある(日本語大辞典講談社)。
自分の身に置き換えて見てみると、「麻雀」が説明しやすい。若い頃は仕事が終わると毎日のように麻雀にうつつを抜かしていた。酒場ではなく麻雀屋に通っていたわけで、生活の中に組み入れられていた。麻雀の勝ち負けは、多少は技術もあるだろうが、不正でもしない限り、運がツキを引き寄せると言っていいだろう。常に勝ち続ける麻雀など無い。如何に流れの中でツキを手放さないかにかかってくる。
ツキを持続させるのは場を読むという能力が不可欠で、読み誤ると即座にツキは他の誰かに行ってしまう。通常4人で行うゲームだから、勝運は4分の1はあるということだが、経験では半荘(半チャンと読む:東南風戦)19連敗したことを覚えている。完全に運にもツキにも見放された好例である。私は、ルールを変え僥倖性を高くして競うインフレ麻雀は好きではないが、それによって運とツキが勝敗を左右するのでギャンブル性は高くなっている。
麻雀をやらない人が多くなっているので若い人向きの話題ではないとは思うが、他の例もいっぱいあると思うが、経験から麻雀を例にとって「運とツキ」について考えてみた。
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