2014.9.27 しまった!
このタイトルは9月10日付読売新聞「編集手帳」のテーマを拝借した。この中で、高齢で記憶力や注意力の散漫が原因でドジを踏む悔しさについて語っており、結びに「それを取り戻すチャンスは必ずやってくる」と締めくくっている。
私の場合は「しまった」は概ね他愛のない後悔で後戻りできない種類に属する。
例えば、こんな例がある。私は寝付きが悪く、眠剤のお世話にならないと眠りに入れない。体のほうが条件付けられているようで、言ってみれば依存症となっているようだ。
先日宿泊旅行をした。泊りの時は持病の薬は必ず持っていく。だったはずだが、眠剤を入れ忘れてしまった。このことは大変な影響を体に及ぼすことになる。頭の周辺がザワザワし、孫悟空の頭の冠のような締め付けが始まる。これは今まで何回も経験したことだ。通常はそうなる前に薬を飲む。そうすれば症状は収まり、眠りが訪れる。
ところが、薬がないから手の打ちようがない。いくら羊の数を数えても眠れるどころか眠気すら覚えない。眠れないから、頻尿になる。トイレに行くのが体が浮遊しているみたいで危うささえ感じる始末だ。一晩中悶々として過ごすことになってしまった。朝が来て寝床は出たものの、体調は最悪。気のせいもあると思うが、一旦眠れないと思うと薬なしでは済まされない。まるでこれではアルコールやニコチンはたまたけ危険ドラッグなどの禁断症状と同じではないか。
不思議なことに、昼寝する時には眠気に勝てないのに何故だろう。頭の中で昼寝と夜の就寝は別物と勝手に振り分けているのだろうか。気持ち次第なのどろうか、私にとっては厄介なウィークポイントだ。
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