2014.9.30 どっこいしょ
ひとつ気合を入れないと動作に移れないことが多くなった。誰しも経験があると思うが思わず口から「どっこいしょ」などという言葉を発しながら、電車やバスの椅子に腰を下ろした覚えがあると思う。年齢的には中年以降の人に多いのではなかろうか。これは体の関節が固くなってきているせいで、一種の油切れ現象を起こしているからだ。このように動作を起こすときに気合を発するのは無意識ではあるが、少し恥ずかしい。「お年ですね!」などと言われるのは、あまり気分のいいものではない。
ところで、この「どっこいしょ亅という言葉の由来をインターネット(フジヤマNAVI)で調べると、二説あって、ひとつは富士登山にその語源があるらしい。「六根清浄お山は晴天亅これをカナで読むと「ロッコンショウジョウ亅となり、この掛け声とともにお山に登るのだそうだが、何しろ3000メートル級の日本一高い山だから、息も絶え絶えになるのだそうだ(私は登ったこと無いバカの口だが)。それで口がもつれて「どこいしょ亅となったという説。もう一つは、これもインターネットの中で見つけたもので、「民俗学者の柳田国男氏によると、何処へが語源亅だとする説もある。こっちの方は「どこへ亅が「どっこい亅になり、さらに「どっこいしょ亅へと変化していったという説。
何れにせよ、何をやるにつけていちいち気合を入れないと始動しないというのも情けない話だ。 ヤレヤレ。
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