2014.9.7 模様替わり
暑さが行ったり来たりしているが、ザッと一雨来た後、涼しさが増し、明け方にはめっきり冷え込む時もちょくちょくある。寒くて目が覚め、慌てて上掛け布団を引きずり出して、夏掛けの上に重ねる。ついでに小用を足し、寝床にもぐり込みもう一寝入りする。こうして季節の変わり目を肌で感じるようになる。
そろそろ夏物は用済みになり、半袖から長袖の出番にと舞台が変わる。街ゆく人もスーツ姿が目立つようになる。日課である散歩に出かける時チョッキなどを羽織る機会も増えてきた。衣替えまでとは言わないが、少しづつ厚手な衣類に変わっていく時節に差し掛かった。とは言っても、異常気象の年であるので、いきなり30度を超える日もあるので、ハンガーには半袖と長袖が同居している。
着衣だけでなく、家の中も模様替わりしつつある。扇風機がそろそろ役目を終え、加湿器の出番も近い。エアコンも殆ど休眠状態に入った。ガスストーブの出番はまだ先だ。当面は足下が冷えるのを抑える小型の電気式ファンヒーターがテーブルの下に用意され、直ぐにでも使えるようにしてある。
この時期家の中は、自然のままで過ごせる 一番快適な状態だが、これはほんの短い期間だと考えて間違いないだろう。
秋と言えば「食欲の秋」に代表されるように、食卓が賑やかになるものだが、今年に限っては少々事情が違う。糖尿病で厳しい食事管理下にあるので、直ぐに秋の味覚に舌鼓を打つということにはなりそうもない。この秋は我が家の管理栄養士も頭を悩ますことになりそうだ。
模様替わりの主役は、何と言っても自然の変化だ。秋の色は黄から赤に移り行く様を露わにし、道行く人の目を存分に楽しませてくれる。
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