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人物百相は江戸期の浮世絵人物画を選んで、より鮮やかに着色して紹介する。
 第342号は喜多川歌麿 「松葉屋瀧川」画像クリックで拡大










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生物百様は散歩中に見かける草木・花を題材に、図鑑などを参考に着色して紹介する。
 第342号はクジャクアスター(孔雀草)「北米原産のキク科シオン属の多年草。小花を多数つけた枝が、羽根を広げた孔雀に似ていることが花名の由来」画像クリックで拡大







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更新履歴 2023.9.30日常細事 9.29江戸の職人(碁石師) 9.28アヤセ(メヂカラ)(176創作画) 9.25人物百相・生物百様342号 9.24六曲一隻調布の玉川(北斎138<えがく>) 9.23アメノオシホミミノミコト(八百万神246<えがく>) 9.21字源(象形・形声・会意)157医・158似・159域 9.1時の風物詩(9月) 

 

  kiji





2023.9.30 諺集に見るわが人生(219)
 今回は諺集(新明解故事ことわざ辞典:三省堂)「か行」の「こ」から始めて、回顧していくことにする。また諺からイメージできるものについても記述する(「」の前後の句読点は省略)。

「衣の袖から鎧が見える」表向きでは、穏やかな態度で接しているけれど、かげでは武力で押さえつけようとしているような態度をちらつかせている。
(由来)僧侶の衣の袖から鎧が見え隠れしていることから生まれたと言われている。僧侶は、仏に仕える身だから、鎧とは縁遠いはず。しかし、歴史上では僧侶が武装して戦をした事例は数多くある。
もともとは、寺院が自分たちを守るための自衛手段として武装したのだが、次第に寺院が力を持つようになると、武士と本格的に戦うようになった。織田信長が比叡山を焼き討ちしたり、豊臣秀吉が根来寺を焼き討ちしたのにはこうした背景がある。結局戦国時代以降、刀狩りをして僧兵という武装勢力を持つ寺院は姿を消した。
このことわざは、鎧の端をわざと相手に見せることで、交渉を有利に進めようという意図が伺われる。
(例文)あの人は顔は笑っているが、衣の袖から鎧が見えこわい。

「転んでもただは起きぬ」そこで利益になるものを得ることのたとえ。また、どんな事態になっても必ず何か自分の利益になるものを見つけ出すという、欲深い人間のたとえ。
(語源)「転んでも土を掴む」という言葉があるが、転ぶような失敗をしても、土くらいは得ることができる。という意味で、こういった言葉が原型とも言われている。
(補説)最近では、物事に機敏に対処できる人や、失敗してもくじけない人などのたとえに用いることもある。
中々真似できないことだが、そうした根性のある人がこの世の中のし上がっていくのだろう。

「コロンブスの卵」どんなに素晴らしいアイデアや発見も、ひとたび衆目に触れた後には非常に単純あるいは簡単に見えることを指す成句である。
その語源とされる逸話とは、ある席で「誰でも西へ航海すればアメリカ大陸に行き当たるのだから、アメリカ大陸の発見は大した業績ではない」と言われたコロンブスは、相手に卵を立ててみよと応じた。相手が諦めると、コロンブスはテーブルに卵の先端を打ち付けて平らにすることで立ててみせた、というものである。
この言葉は、独創性を議論するときによく引用される。言い換えれば、誰かが最初にそれを思い付かない限り、単純なアイデアでさえ見過ごされる可能性がある。
小学校のときこの話を先生から聞き、妙に頭の片隅に残っている。 次回に続く。



 

 


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