今回は、新横浜鶴見川沿い遊歩道とほぼ並行して走る太尾堤緑道を歩いてみた。
入り口は遊歩道を300メートルほど歩いた所にある。丁度水道局の施設が立ち並ぶ始点に当たる。結構幅広の緑道で、車道側は桜並木とツツジの植え込み、反対側はツツジや小花咲く植え込みが続く。この時期はツツジが最盛期で赤や白の花が道の両側を彩っていた。
この緑道には距離を示す赤いビット(船の係留索)に数字で100メートルなどと白く書かれていて、どのくらい歩いたか分かるようになっていた。900で終わっていたが、道はまだそこから300メートルは続いていたと覚えている。
緑道は約1.5キロぐらいで、大倉山尾根の終点と交差する形で途絶える。その先は工事中のようで、何れ綱島に至るものと思われた。
この緑道の最大の特徴は、随所に設置されたモニュメントの存在だろう。殆どがオブジェであるが、一箇所だけ楽器を引く老人像が、丁度港北高校の正門前にあった。
こうしたモニュメントになる造形物を置くことで、せせらぎ緑道とは違った個性を示していた。数はそれほど多くないが、もっと増やせば、それを目当てのハイカーが集まることだろう。