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陣ヶ下渓谷の瀬音 

 ゴ-ルデンウィーク初日の29日、保土ヶ谷区川島町にある市内唯一の渓谷と言われる陣ヶ下渓谷を訪れた。森というか、藪の中という感じもしたが、登山道風で結構楽しめる。前日の雨で足場は少し湿っていたが、天気も快晴で渓流への入口(鉄柵でできており、雨の日は増水するのでは入れない)も解放されており、谷に降りることができた。ムービーで示すように、かなりの川幅がある清流で、立ち腐れた川幅いっぱいに倒れたりしていて、その間をかなりの量の水が流れている。1メートルほどの高さの滝もあり、紛れ無き渓谷といっていいだろう。
 飛び石伝いに反対岸に上がり、林道を緩やかに上がっていくと公園に出る。絶えず車の音が聞こえたのは、その直ぐ側に環状2号線が高架で走っているためであった。これは玉に瑕と言ったところだが、それほど広い面積ではないので、これは仕方ないことだろう。そこから環状道路の反対側にコースを取り、しばらく歩くと県立保土ヶ谷高校の下に出る。ここに渓谷入口の表示が出ている。
 そこから先は長い石段が続く。「みずのさかみち」と記された道標があるところから、ここはもう西谷の浄水場のテリトリーに入っているのだろう。階段を昇り切ると、こちら側の高台は大きな団地になっている。広めの一戸建住宅が目立ち、あまり高い建造物は目に入らない。
 そこに西原バス停という停留所があり、丁度バスが来たので乗ることにした。思った通り、西谷浄水場前を抜けて市沢の急坂を下ると、相鉄線和田町駅前に出た。1時間半ぐらいの散策コースである。西谷の浄水場近辺は旭区と接しており、多くの散歩コースがある。また来てみたい場所の一つと言えよう。
(スライドショウでご覧ください)」


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