3月に入ると草木が一斉に花を咲かせる。散歩に出ると道端に色とりどりの小さな野草の花が目を引く。(昨年3月撮影)
その姿をカメラに収めながら、近くの森に入る。森の入り口に幼稚園があるので、よく子どもたちが遊んでいる場所である。なだらかな丘陵の頂上にあり、東に向いているのでいつも日当たりがいい。そういう場所は草も木も良く育つ。もともとが雑木林だったものを誰かが市に寄付したのだろう。木の手入れをした跡が見られないので、多くの種類の樹木が今は大木となり、森に入ると昼でも薄暗いほどで、夜は不気味でとてもは入れそうにないほど鬱蒼としている。
さて、今回は路地花を中心に紹介するので、樹木については、木の種類などをよく調べた上でまたの機会に紹介したい。
この公園の西側の斜面が一面の花畑になっており、色々な花が植えられていて、散歩する人の目を楽しませてくれる。これらもカメラに収め、一戸建の多い住宅街に入る。この辺りは高級住宅地で、いまだに大きな庭付きの家も存在する。こうした家は必ず庭に花が植えられているので、垣根越しに鑑賞用の花々も借景させてもらう。
これらの写真をまとめて紹介したのが今回のスライドで、これは冒頭に記したように昨年撮影したものである。今年はまだ寒い日が続き、開花はもう少し先になりそうだ。
こうしてカメラに収めた草花は家中の植物図鑑を総動員して調べたが、それと分かるものは7種類ほどで、殆どは見分けられなかった。前にも花の名前が覚えられないと嘆いたが、今年も花の名前を載せることはできなかった。課題を残して今年も草木の観察を続けることにしよう。
(スライドショウでご覧ください)」