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西方寺の大銀杏(新羽)(ムービーをご覧ください)


 12月5日天気快晴とあり、取材に出かけた。今回は以前知人に聞いた場所、銀杏が見事な新羽の西芳寺を訪れた。市営地下鉄新羽駅から歩いて15分ぐらいで行ける歩くには楽な距離だ。駅からも山の中腹にお寺の屋根(近くで見ると何と茅葺であった)が見える。寺の門前に着くと、前方に化粧替えした樹々の彩が鮮やかだ。入口の標示板に寺の由緒が掲示されている。
 「新羽の地名は、古くは『鎌倉鶴岡八幡社正応三年(1290)の文書』に見られ、また、文明18年(1486)の『廻国雑記』こ浅草寺を出たあと駒林・新羽を経て鎌倉に人つたとあります。補陀絡山安養院西方寺は、寺伝によると、建久年間(1109~1198)鎌倉の佐々目谷に建立され、正応年間(1288~1292)に極楽寺こ移建、室町時代に海路より鶴見川を遡のぼり当地に移建されたといいます」 とある。
 相当に古い寺であることは確かだ。門前の大銀杏は市の名木古木指定を受けている。幹の太さ直径昔風に言えば五尺(1.5m)余り、高さは見上げるばかりでとてつもなく高い。まだそれほど落葉しておらず、葉が黄色く染まって、びっしりと茂っていた。この大銀杏目当てで訪れる人も多いということだ。新羽も駅の反対側に当たる鶴見川沿いは中小の工場が集まっていることは全国的にも知られているが、そこから少し離れたこの場所は昔ながらの田舎の香りがする。農家も多く残っており、丘陵伝いに畑が多く見られる。私が歩いた限りではアパートなどは見かけず、畑につながった農家が散在していた。ここからは工場の煙は一切見えず(今は煙を出さないのかもしれないが)、空が美しい雲の模様を描いて目を楽しませてくれる。この時期が一番の秋から冬にかけての雨上がりの雲であった。この辺一帯が森に囲まれており、樹々のの紅葉が盛りを迎えており、一番見ごろの時に訪れることができた。




 

 

 



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