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寒川さん初詣

 何年か振りに寒川さん(寒川神社)に参詣した。毎年八方除けのお札を送ってもらっているお礼参りも兼ねてのドライブだ。敢えて正月も終わり近くの平日を選んだのには訳がある。寒川さんに行くには足場が悪く、車で行くしかない。1月も後半の平日でなければ、駐車場など開いているはずもない。そこで車で参詣した。
 案の定、車も少なく境内もそれほどの人込みではなかった。最後にスライドショウで紹介しているが、壮大な広さの神社である。何しろ相模国一宮なのだから格が違う。正月の参詣者は川崎大師、総持寺、鎌倉の八幡様と肩を並べる。寒川神社の来歴はホームページによると「この祭神は寒川大明神(寒川比古命、寒川比女命)で主な神事は国府祭、浜降祭が有名である。この神社のご利益は八方除けである。八方とは「夏至の日の入り・丹沢の大山」「春分、秋分の日の入り・富士山」「冬至の日の入り・箱根の神山」と言われ、寒川神社が建立された当時は海水順が高く、寒川神社は直接相模湾に面していたと考えられ、これらの好条件から、それぞれ丹沢の大山、富士山、箱根の神山に日が沈む光景が見られ、八方除けの神社として建立された」という説が有力である。
 スライドショウは神社の中の様子を撮影したもので、道筋からいうと参道はJR相模線の踏切近くにある一之鳥居から始まる。ここは普段でも車で進入するのには苦労する。踏切を渡るというのが一番の難点だ。脇道もあるが、一之鳥居は潜れないことになる.ここから1キロぐらい進むと二之鳥居(大鳥居)に突き当たる。さらに進むとやっと三之鳥居があって境内に入ることができる。最初に神門があり、そこには 初詣の参拝者を迎える寒川神社の迎春干支ねぶたで彩られていた。参道が四方に広がり、神門前には立派なトイレがあり、多くの土産物店が並んでいる。神門をくぐると手水場がある。ここで手を洗い口を漱ぎ清める。いよいよ本殿に向かう。本殿の右側にはお札を収めたり、おみくじ、絵馬、お守りなどを並べた間口一間ほどの店がズラリと並んでいる。本殿の脇にはお祓いを受ける人の広い待合室があり、順番に本殿中央に入りお祓いを受けている。薄暗いので外からはその様子はよく見えない。
 外から参詣する人は拝殿前の石段を上がり(5~6段)、どこの神社でも行う作法に従ってお詣りをする。何十メートルもの幅があるので3が日には、多くの人が何列にも並び、さぞ壮観なことだったであろう。
 本殿の裏手には神嶽山(カンタケヤマ)神殿という名の建物をはじめとして8つほどの建造物があるということだが、公開される時期があり、本殿で祈祷を受けた人に限り見物が許されるという。
 お参りを済ませ、絵馬などを奉納して帰りに売店で名物という「八福餅」というアンコロ餅を買った。これは伊勢の赤福に似ており、味も食感も似ていた。寒川さんは八方除けの神社なので、何でも彼も八の末広がりの文字(数字か)が好きなようで、八方せんべいなどというものも売っていた。
 この日は天気も良く、絶好のドライブ日和でいい気分で帰路に着いた。スライドショウはこちら


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