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船溜り

家から歩いて15分ぐらいの所に浦島町という運河沿いの町がある。昔ばなしでも有名な浦島伝説の残る町と言えば覚えがいい。かつては浜辺のある漁師町だったのだろうが、今はその面影もない。
浦島町、亀住町、子安と運河沿いにハーモニカのように連なる、一つ一つがマッチ箱のように小さい小屋が並んでいる。相当古く今は駐車場になっているが、かつては船具置場だったのだろう。
 運河には、この小屋から突き出したデッキに船が係留されている。漁船ではなく、釣り船だったり、遊覧船(屋形船)である。こうした光景は日の出町近くの大岡川沿いでも見られる。今の横浜の海が漁業ではなく、行楽を生業とするものに変わっていることを示している。
 この運河を挟んで反対側はニュータウン化しており、ハイテク企業の集まるテクノビルやマンション群が広がっている。何ともアンバランスなコントラストが面白い。
 取り残された昔とコンクリート造りの新しい町の姿がそこにある。

(スライドショウでご覧ください)」


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